すこしかじり虫

多趣味で結局無趣味。なんでも中途半端。そんな性格の人が書いてるブログです。

ロバートBパーカー

「冷たい銃声」奥は「誘拐(立風書房)」

去年バイクで五所川原のエルムに行った時に買ってきた本がある。
ロバートBパーカーの「冷たい銃声」
スペンサーシリーズの最新刊。ようやく読み終えた。
このシリーズは毎年一冊のペースで出ている。
そろそろまた新しいのが出てくるんじゃないかな。
とりあえず今のところシリーズの全部を読破している。
今回はスペンサーの相棒のホークという黒人が撃たれて瀕死の状態から始まる。
まあ、面白かった。
次回作は翻訳待ちのようで、巻末に原題が書かれていた。「school days」だそうだ。
訳者は菊池光。この人の訳でないと読めない。
一つだけ「誘拐」という作品が別の訳者で出版されたのを読んだけど、全然駄目。
スペンサーやホーク、スーザンの印象がまったく違ってて別人が出てきているかのよう。
まるでルパン三世の声が山田康夫でなくなった瞬間のようなショック。
あとで「誘拐」を菊池光訳で文庫本で読んだけど、安心して読めたもんな。
  
スペンサーシリーズ以外も書いてるんだけど、今はこのシリーズしか読まない。
以前「銃撃の森」と「愛と名誉のために」というスペンサーが出てこないのを読んだ程度。
  
菊池光が訳さなくなった、とか、ロバートBパーカーが書かなくなった、とか
スペンサーシリーズが何らかの形で最終回を迎えた、とか
そうなるまで読み続けるでしょう。
  
  
  
  
  
・・・・・・と、書いて買物に出かけた。
MEDIA INNへ行ったら、店頭に並んでるじゃん。
スクールデイズ」 ロバートBパーカー、スペンサーシリーズ最新刊。
何だよ、時代に取り残されてるのか? オレ。
当然買ったよ。  
  
城東の吉野家で牛丼。
新人のバイトくんが頑張ってる。
「聞こえたら返事してね」
「こっち終わってから、そっちやって」
「これをまだやってないでしょ?」
先輩たちの声が筒抜け。客がいるのはかまわないのか?
けっこう冷たい口調で注意されてる。
ドン臭いバイトなのか、今日が初日なのかわからないが、雰囲気が悪い。
こっちは一日三度のうちの昼飯を食いに来てるんだ。
気まずい、というか、人が半分叱られているのを聞きながら飯を食いに来たんじゃない。
消化に悪いだろ、この雰囲気。
注文してから食べ終わり、会計が済むまでたったの数分だぞ。
その間、ずいぶんと言われたぞ、このバイト。
「早い、安い、うまい」はいいけど、「早い、安い、うまい、雰囲気悪い」じゃ、
俺はもう来ない。
あんま、うまくないし。