今日の冷え込みは酷い。日が暮れてからきりきりと冷えてきた。
帰宅時の道路はツルツル。交差点で停まると、発進時タイヤが空回りする。
怖い道路だ。途中、側溝に落ちている車がいて、ＪＡＦの工作車が呼ばれているのを見た。
そういえば思い出したことがある。
いままで、3件ほど側溝に落ちたり、スリップして発進できない車に遭遇したことがある。
後ろから押したり、ロープで自分の車につないで引き上げたりして助けた。
若い男、若い女、若いカップル。
どれも助け終わった後、車から降りて、「ありがとう」の一言もなかった。
若いカップルの運転手、男は窓を下げて「どうもー」と言って走り去った。
こっちは車を押した疲れで肩で息をしているというのに。
どういうことだろう。
自分は助けられて当然とは思ってはいないだろう。（とは思うのだが）
たぶん同じように人を助けたり、助けられたりする人を見たりしたことがないのだろう。
そういう時、どうしたらいいのかわからないのではないだろうか？
まさか、金を請求されるのが嫌で半分逃げる気持ちがあった？（ほんとにまさか）
何をどうしたらいいのかわからなくて、戸惑いから逃げ出した。と思いたい。
礼は言おうよ。せめて車から降りて。
