すこしかじり虫

多趣味で結局無趣味。なんでも中途半端。そんな性格の人が書いてるブログです。

読み終えた、訳者が違ってた。

訳者、読める? 読めない

スクールデイズ」を読み終えた。
前作と違って、あっという間に読んだ。思えば前作「冷たい銃声」ほど時間をかけて読んだスペンサーシリーズもない。
思うに、ウクライナ人の名前がカタカナになっているところがよくなかったのかもしれない。
あ、DIYアドバイザーの試験勉強に没頭してたんだっけか。
校内乱射の真実を知れて胸がすっとしたが、あまりに苦い結末で辛い。
ま、後味の悪い映画、物語ならもっと見てきたし、素直に受け入れられた。
  
ところで、訳者あとがきを最後に読むまで気づかなかった。
訳者が変わってた。
菊池光ではなかったなんて。
この前の日記で訳者が変わったらもう読まない、なんて豪語してたのに。
気づかなかった・・・・・
加賀山卓朗だそうだ。
この人のほかの作品を確かめないと、スペンサーシリーズは菊池訳を意識したのかどうかはわからない。
違和感がなかった。
話すセリフは間違いなく今までと同じスペンサーが話していたし、文面から伝わってくる温度も一緒だった。
ただ、日本語にカタカナで英語のルビを振っているのが目立つな、と思った程度。
でも菊池光も少なくなかったと思う。
  
ま、今はスペンサーシリーズしか読む本がない。
一時期ノンフィクション物を読んでたけど。桐生操も続けて読んでたな。
シリーズ次の作品はHundred-Dollar Babyだそうだ。
それが出るまで何か読むかな?