すこしかじり虫

多趣味で結局無趣味。なんでも中途半端。そんな性格の人が書いてるブログです。

探偵はBARにいる

初めてのコロナワールド

この映画、さまざまなバラエティー番組に大泉洋小雪
出演してアピールしているのを見て、映画的にはさほど面白くないのでは?
と思った。
  
それを反映するかのように、上映する映画館が少ない。
せっかく休日が合ったので、見に行くことにした。
場所は青森コロナワールド。初めてだ。
13:10からの回。
前もってトイレに行こうと思い、ホールの男子トイレに入った。
個室に座る。映画館のくせに個室が少ないのでは?
そう思いながら用を足し、ウォシュレットのスイッチオン。
・・・・出ない。そう、壊れている。
お尻を洗う水が出ない。
こういう施設でこんな故障、放置しているのか?
  
チケットを購入。クレジットカードを見せると200円引き。
コロナのカードを今日作っても火曜日だから1000円で見れますよ、とカード入会を勧める。
断る。今度いつ来れるかわからないし、住所や何かを書くのがめんどくさかった。
トイレが壊れているし。
チケットを持ってシネコン館内へ入る。
ここにもトイレがあった。入ってみる。ずらっと並んだ便器。個室も多い。
お尻を洗っておいた。壊れていない。
  
で、映画。
なんかしっかりしたつくりの映画。
思ったよりもほころびが出ていない。主人公のナレーションもスパイスが効いたところがあって、
ハードボイルドに仕上がっている。
ススキノのNIKKAのネオンのビルが何回も映し出された。懐かしい。
大泉が走り回る街並みのバックを見て、思いをめぐらす。ここはどこだろう? と。
ススキノ交番とか、この前までエルムにあった白樺山荘とか。テレビ塔、時計台、クラーク像などを
随所に(無理やり?)盛り込んで札幌をアピール。土曜ワイドのノリか。観光地の名所を必ず入れ込む、と。
仕事の依頼の電話の声は明らかに小雪なのだが、わからないものとして進行する。
あれだけ深い雪の穴に埋もれたら、やわらかい雪とて死んでしまうだろうし。
ブルドーザーで押した雪がやわらかいわけがないのだが。
道場を張り込む探偵の姿は非常に目立っているだろうし。
包帯をぐるぐる巻きにするほどの怪我が治ったときに雪の量が多くて一年経ったように見えたり、
加藤が殺されたときの銃弾で足がつかないものだろうか、とか突っ込みたいところもあるけれど
最近ほとんど邦画もドラマも見てないもんだから、結構立派な作品に見れた。
楽しめた。
松田龍平とのコンビもなかなかいい。
続編作ってもいいかも。
  
3択の女王も老けちゃったのが少し寂しかった。