すこしかじり虫

多趣味で結局無趣味。なんでも中途半端。そんな性格の人が書いてるブログです。

こういう対応でいいのか?

棚卸があった。
帰宅予定は明け方。それから家に一時間かけて帰るよりも
ホテルに泊まろうと思っていた。
一週間前から予約。
棚卸の最中に電話する。
「今晩のチェックインは明け方になる。
 チェックアウトの10時を過ぎても延長料金を払えば大丈夫ですよね?」
昼前まで寝ているつもりだった。
「わかりました。伝えておきます」
という返事。
  
棚卸が終わったのは、5時半。
ホテルに着いたのが6時。風邪気味だった。
歯を磨いて速攻でベッドにもぐりこむ。
10時ころ、ガチャガチャと乱暴な音で起きる。
部屋の掃除係が、「すいませーん、すいませーん」と叫んでいる。
誰に言っているのか? 俺に?
ベッドを起きてドアに行こうとした。
隣の部屋に移った気配があって、ドアを開けるのはやめる。
フロントは配慮が足りないのでは? 気を利かせて後回しにしてほしかった。
間もなく、電話が鳴る。
掃除係? と思ったが、「フロントです」
「11時を過ぎると、延長料金がかかりますのでよろしくお願いします」
  
「出て行け」
ということだ。
朝6時にチェックインした客を10時過ぎには叩き起こして、
時間だから出て行け、と。
前の晩の電話の内容がどこにも伝わっていない。
このホテル、料金が安くて結構利用していたのだが、
考え直さなければならないようだ。
大館グ〇ーンホテル。
  
新人のフロントが客よりも掃除係のおばさんに気を遣ってるようじゃだめだ。
フロントがだめなんじゃなくて、ホテルがだめだ。
10時半、フロントへ行く。誰もいない。
ベルを叩く。チン。
誰も来ない。
チン。
「どうもすいませんでした!」
若い女が出てくる。俺のチェックイン時はマスクをした女だったから同一人物なのかはわからない。
「すいませんでした」は何に対して?
二度チンを鳴らしたことに対して?
それとも、10時に叩き起こしたことに対して?
どっちでもいい。
鍵を返す。
「延長料金とかは?」
「いえ、いいです、いいです」
かるーく断られた。
「あ」
とだけ言っただろうか、俺はホテルを後にした。
大館グリー〇ホテル。