少子高齢化で伝統の祭りも将来が危ぶまれている、らしい。
弘前、青森のほかにも、ねぷたはある。
子供の頃には中学生もねぷたを作って、町をねりまわり、小遣いを稼いだりした。
学校からは禁止、となったが。
五所川原、黒石、津軽でもないむつにもある。
ただそれぞれ特徴がある。人形型だったり、扇形だったり、立佞武多だったり。
お囃子も違う。
特にむつのお囃子には津軽に育った自分には違和感がある。
平川市。
世界一の扇ねぷたがある。
平川市は平賀町、尾上町、碇ヶ関村が合併して出来た市。
そこで思ったのが、掛け声の違い。
旧尾上町の地区は合併前は黒石の合同運行に参加したりして黒石寄りだった。
黒石の掛け声は「ヤーレヤーレヤー」だ。
尾上町のねぷたの掛け声もそうだった。・・・だった。
今年気づいたのだが、掛け声が変わっていた。
合併したときからかもしれないが、今年気づいた。
掛け声が「ヤーヤードー」になってた。
超違和感。
平賀町が昔から弘前寄りの掛け声だったから、合併後、それに倣ったということか。
もう黒石の合同運行には参加せず、平賀地区と一緒に合同運行している。
要するに、弘前でも黒石でもない、平川のねぷた祭りを運営することになったということ、か。
子供の頃、ヤーレヤーレヤーでねぷたをひっぱっていたのが、
いまや、ヤーヤードーでひっぱっている。
なんか敗北感。
今の子供たちにはいいかもしれないが。
その子供たちが大人になる頃、この祭りはどうなっていることか。
・・・・・少子高齢化。