吉祥寺から井の頭線で渋谷へ。
さっきと逆の経路をたどって山手線に乗り、品川へ。
すごい人だ。人の数。ごった返す、というのは何が語源なんだろう?
あまり時間がない。
お土産はどこで売ってる? 時間は夜の9時半。
京急品川駅前は食い物屋ばっかりだ。焦ってくる。
デパ地下みたいなとこが営業してる。階段を降りる。
お土産がいっぱいショーウィンドウに並んでいる。でも営業してない。
営業しているのはスーパーマーケット部分だけ。焦る。階段を上る。
結局、バスターミナルへの途中、コンビニみたいなNEWDYSだかなんだかで、「東京ばなな」を購入。
午後9時50分、バスへの乗車が始まる。
今回は同じ深夜バスでもスーパーシートに座れる。
ゆったりとしたイスでリクライニングも通常より倒れる。
何よりも膝が伸ばせるのが助かる。
これならちょっとは楽に寝れそうだ。
品川から浜松町まで窓の外を眺めてた。ライトアップされた東京タワーが垣間見えた。
東京に憧れはない。住みたいとは思わない。
どこに行ったって、何をしたって、満たされないものはあると思う。
満足に対する自分の尺度はいつもひとつ上にあるもんだと思う。
俺は田舎で朽ち果てよう・・・
浜松町を出たバスは数分で消灯となる。
いつもだと1時近くまで起きているのに、昨夜の寝不足もあるからか、すぐに寝入ったようだ。
起きた時には窓の外が白く、弘前大鰐のインターを降りるところだった。
深夜バスなのに、家にいるときよりも眠ってしまった。疲れは何よりの睡眠薬。