すこしかじり虫

多趣味で結局無趣味。なんでも中途半端。そんな性格の人が書いてるブログです。

8年ぶりの尿管結石

人生で3回目の尿管結石。
  
一番最初は病院に行って、検尿するまで痛くて痛くてたまらなかった。
ビッグコミック」かなんかの漫画で「尿管結石」で痛がる主人公がいて、俺もそれだと直感的に思った。
尿を採ってきてください、と紙コップを渡され、トイレに入った。
そしたらそこで石が出た。痛みが全くなくなった。
そこの医者はそれでも俺を一週間入院させやがった。何の痛みもないのに。
あとで聞くと、あまり評判のいい病院ではなかったようだ。
そこで入院している間、院長の検診とかわけのわからない儀式を経験した。
院長に患者が気を遣ってどうするんだろう、と思った。
  
2回目は暑い夏、水をあまり摂らずに汗をかいて仕事している時期があった。
近くの医院に行き、痛み止めの座薬をもらう。その後、親にすすめられて黒石の古川泌尿器科へも行った。
小さい石だから、薬で出るだろう、と言われ、薬をもらう。痛いときは座薬を使え、と言う。
あるとき、トイレに行ったら、ちんちんの先っぽから石がポロッと出てきた。石が尿道を通る感覚を今でも覚えている。
  
そして今、というか、もう先月だけど。
青森で会議があった。
会議途中に右のわき腹が痛み出した。
夕方5時くらいかな?
会議が終わるまで我慢できたが、それからますます痛み出した。時間は午後8時。
高速で黒石まで戻り、黒石病院の救急へ行く。痛み止めの座薬と点滴を打つ。痛みが薄らいだ。
次の日、会社を抜けて古川泌尿器科へ。レントゲンを撮る。
「でかい石だ」と。薬では出ない、と。
青森の鷹揚郷病院を紹介するから、破砕してもらえ、と。
  
翌日、公休日。
古川泌尿器科で招待状とレントゲン写真を預かり、青森の鷹揚郷腎研究所へ行く。
またレントゲンを撮り、手術する、と言う。
手術名は「体外衝撃波破砕術」という。女性看護士が詳しく説明してくれる。生命保険も適用になるようだ。
午後から行う、と。それまで絶食だ、と。古川泌尿器科で何も食わずにいけ、と言われていたから今日は何も食ってない。
水しか飲んでない。ちょっとつらかった。おおよその料金を聞き、金をおろしに行った。
午後、いよいよ手術。
電気の衝撃(?)で体内の結石を破壊するようだ。台に半ば縛られるような形で体を固定され、
一定のリズムで衝撃波がわき腹を刺す。「痛い」と言うのもあるが、固定されるというのが「不快」でたまらなかった。
動けないのだ。約40分の間、全く動けない。不快だった。気を紛らすためのFMラジオも衝撃波の音で大して聞こえない。
手術が終わり、石が砕けたかどうかのレントゲンはその日には撮らない。一週間後を予約して代金を支払う。
3割負担で65000円。絶対生命保険で返してもらうぞ!
青森からの帰り、ショッピングモールで洋式のトイレに入る。
看護士にいわれたとおり、真っ赤な小便が出た。砕けた細かい石がパラパラと浮いている。
だいぶ砕けたようだ。ほっとした。
  
翌週もレントゲンを撮ったら、まだ石が大きかったのでまた手術。
  
今日もこれから鷹揚郷へ行く。また手術かもしれないな。