すこしかじり虫

多趣味で結局無趣味。なんでも中途半端。そんな性格の人が書いてるブログです。

ねぷた? ねぶた?

集合場所へ向かうネプタ

この季節がやってきた。
  
黒石のねぷた弘前ねぷた、青森のねぶた、五所川原のたちねぷた
それだけじゃない、周辺の市町村でねぷたが練り歩く。
子供の頃、子ども会のねぷたを弟と一緒に曳いた記憶がある。ねぷたというのは観るものではなく、参加するものだった。
近所の中学生が独自にねぷたを作って、お金を集める夏休みのバイトのようなこともしていた。
それこそ大小さまざまなねぷたが8/1から8/7まで町をにぎわせた。
後半は雨にやられてボロボロになったねぷたが道を闊歩していた。
最近はまったく静かになったもんだ。
一日ねぷたがやってこない夜もある。
こんなことは子供の頃なかったことだ。
毎晩必ずどこかのねぷたがやってくる。交差点でかち合ったりもした。
・・・・なつかしい。
  
ところで、ねぷた(Neputa)とねぶた(Nebuta)。どっちが正しい呼び方なのだろう。
自分なりに推察してみる。
昔から私たちはあれのことを「ねんぷた」(「ん」は小さな「ん」)と発音していた。
そう、現地では正しくは「Nenputa」だ。もちろん訛っている。
初めてこの祭りを見た外部の人間が聞く。
「コレはなんと言うお祭りですか?」
「ん? ああ、これ? コレはねんぷた(Nenputa)って言うのさ」
そのまま訛って紹介する。黒石も弘前五所川原も、青森以外。
青森は、同じ質問に、
「ああ、これはねぶた(Nebuta)って言うんですよ」
少し気取って、というか、訛らないように注意しながら言っただけ。
元は同じなのだと思う。
ただ、登録商標がとかなんか面倒なことが最近はあるから、きっぱり決めてしまったのだろう。
五所川原は漢字まで充ててしまった。
・・・ということなのかな、間違っているだろうけど。
伊奈かっぺいか誰かが言ってたような気もする。
でも、正しい気がする。