友人の話。
会社に電話が来て、それに出た。
「そちらはカバンとか財布の修理をやってますよね?」と。
「やってないですが」
と答えると、「何でやってねえんだよ」とキレられた。
「は?」
「ググッたらそこが出たんだよ」と。
やってない、と再び伝えると、
「Googleが嘘ついているってか!!」と。
(何も言ってませんが)
「やってねえのに、なんでGoogleに出てくんだよ?!」と。
怒ってるんですか? 謝ることもなく。
明らかに年下の男にいきなり不条理に怒られて腹が立った。
最後まで謝ることなく電話は終わったらしい。
「わかったよ、OK、OK」と。
(なにがOK?)
謝ることもできない。どんな躾をうけてきたんだろう。
そもそもGoogleって何ですか? 神ですか?
話を聞いた後、いろいろとググッてみたけれど、その会社をカバン、財布の修理のできるような検索結果は出なかった。
何かを勘違いして電話をしたのか、ほんとにGoogleが間違ってたのか?
なぞは解けてない。
でも、謝ろうよ。人と人なんだし。
自分が何をしてるのかわからなくなるほどスマホに頼って、生活してるんだろうな。
テレビと違って、双方向のコミュニケーションで、受け手の思惑を反映することが可能だもんな、ネットって。
「ギガント」って漫画を思い出した。