すこしかじり虫

多趣味で結局無趣味。なんでも中途半端。そんな性格の人が書いてるブログです。

3Dってのは立体じゃない

この前、大館のヤマダ電機で3D液晶を試してみた。
眼鏡越しにゴルフのVを見る。
アメトーークで出演者たちが歓声を上げた映像だ。
確かに砂やボールがこっちに、画面の外に飛び出てくる感覚がする。
10何年か前、ディズニーランドでキャプテンEOを見たのと同じ。
これからは3Dの世の中になるのか・・・・・
  
・・・・・ちょっと待てよ。
3Dっていうのは、確かに画面に奥行きがあるように見えるが、
立体には見えない。
背景があって、間を置いてその前に人物がいるように見える。
これが3D。
でもその人物だけを見るとどうだろう?
鼻が前に出ているようには見えないし、目がくぼんでいるようには見えない。
頭が球体には見えないし、体に厚みを感じない。
立て看板に描かれた人間が動いているようにしか見えない。
これを3Dと呼んでいいのだろうか?
これからの技術の進歩を待ったほうがいいような気がする。
  
テレビの画面を見る角度によって、真正面を向いてる人間の右耳が見えたり、左耳が見えたり・・・
そんな3D映像を家庭で見てみたい。
欲張りだろうか。