すこしかじり虫

多趣味で結局無趣味。なんでも中途半端。そんな性格の人が書いてるブログです。

ネオモバで優待・配当株投資

出前館【2484】の場合

  

今年3月25日、年間7,000円換算の株主優待を目当てにネオモバイル証券で出前館【2484】を買い始めた。

  

3月25日 2,532円で 10株

  

同日(多分休日で後場の値で買い増す) 2,481円で 10株

  

この時点で 取得単価は 2,506円

  

4月1日 2,469円で 10株 (取得単価 2,494円)

  

4月2日 2,390円で 30株 (取得単価 2,446円)持株計 60株

  

5月18日 1,770円で 40株 (取得単価 2,173円) 単元達成

  

その後もどんどん値を落とす。

  

コロナ禍の巣ごもりで需要が増える一方、ライバル各社出現する。

  

6月28日 1,599円で 100株 ナンピン買い実施。

ここで取得単価は 1,886円 となる。持株計200株。

100株で優待はもらえるので、この時は単純に取得単価を下げるためのナンピン。かなり悩んだ末での購入だ。

ひょっとするともう上がらないかも、という思いがどこかであったのは確か。

ただ、優待を楽しみにしていた。

  

・・・・そこでなんと、8月19日、驚くべき発表が。

株主優待制度廃止する、だって。

今年の8月末に持っている株主には優待は行われない、と。

なんてこった。こりゃ、株価は下がるし、優待ももらえないし、塩漬けだ。

目の前が真っ暗となった。

  

8月19日の終値が1,476円

8月20日の終値は1,364円と 100円以上下げた。やっぱり・・・

  

評価損は 200株だったから 104,000円 !!!!!

  

失敗しないはずのネオモバで 失敗してしまうとは。

次の「手」が見当たらないのに。

  

9月13日、出前館からまた発表があった。

今度は海外募集で新株式発行する、と。

んん?

・・・これはまた株価を下げることになるのでは?

絶望的じゃないか。

  

9月14日はたまたま休日で、株価の行方を見つめることが出来た。

するすると値が上がっていく。

おおっ、このチャンスを逃す手はない。

損にならない程度の指値1,890円で 100株売却発注。

簡単に約定した。

  

その日は 高値2,147円まで上がり、終値は1,956円。

残り100株の処分にも望みが出る。

(この時点で人間の心理か、持っておいたらまだ上がるのでは? と浅はかな考えもあった)

  

しかし売却を決意。

翌9月15日の寄付きで成行売却発注。

残りの100株は 1,946円で売れた。

その日はずるずると値を下げて、終値が1,790円。

翌日以降、出前館の株価はぐんぐん下げることになる。

  

何とかこの銘柄での損は回避できた。

考えてみると、6月のナンピン買いが功を奏したことになる。

取得単価が下がってなかったら、損切りは逃れられなかった。

  

次の銘柄購入への資金もできたし、ネオモバ投資は今のところ、うまく回っている。

(ギリギリのところだったけど)

  

ついでに 吉野家ホールディングス【9861】の場合。

  

この銘柄は優待が欲しくてずっと持ってた銘柄。

何度も弘前の「そば吉野家」「はなまるうどん」で優待を使わせてもらってた。

小刻みに購入して、単元株の取得単価は 1,970円 だった。

10月13日、決算短信の発表があった。

2022年2月期の連結業績予想を上方修正した。

そればかりならよかったが、優待内容も変える、と。

今までは 100株で 年間6,000円分の優待券配布だったが、これからは年間4,000円分の優待券配布となる、と。

上方修正で値は上がるだろう、という予測。

優待改悪で値が下がるだろう、という予測。どちらもできる。

さて、どうしようか。

結局売却することにした。こっちは優待目当てで持っていたし、優待の配当利回りも悪くなるし、別の銘柄に乗り換えることにする。

発表の翌日、2,220円で売却。値上がり益も確保。

その日以降、今日までこの銘柄はずるずると値を下げている。

売却してよかった。