すこしかじり虫

多趣味で結局無趣味。なんでも中途半端。そんな性格の人が書いてるブログです。

2012

今日見た映画、「2012」
ローランドエメリッヒ監督。ジョンキューザック主演。
監督が監督なだけに期待はしてなかった。
それは正解だった。
  
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ネタばれあり !!!
  
  
街が崩壊していくシーンのCGは圧巻だった。
これに一番力を入れたんじゃないかと思えるくらいだ。
地面の亀裂に地下鉄が突っ込んできたり、細かい中にもよく見れば人々が逃げ惑っている。
ただ、ドラマが無かった。
ディープインパクトアルマゲドンなんかで「選ばれたもの」「選ばれざるもの」の
人間ドラマは表現し切れている感じもするが。
ただ主役の家族が「ご都合よく」生き残っていく。
  
差別されたとかで銃を乱射するこの世の中、自分が選ばれないことに怒りを覚えなかったのだろうか?
ホワイトハウスの人間たちはよく出来た人たちなんだろうな、よほど。
自分や自分の家族が選ばれなくても冷静でいられるなんて。それとも方舟計画をまったく知らなかったとでも?
  
アメリカ大統領とホワイトハウスを押しつぶしたのが「ジョンFケネディ」と言う米空母だったり、方舟で生き残った人たちが行き着く先がアフリカ大陸だったり。
人類の起源をアフリカに求めたのかな? 大統領は黒人だし。
聖書も読まないし、宗教のこともよくわからないけども、この映画、よく思わない人もいるだろうな。その逆もいるだろうけど。
多少の毒味があるから娯楽映画は面白いんだろうな。
ただ、この映画、ドラマがなかった。
感情移入が出来るエピソードがなかった。