写真の本、ロバートＢパーカー著「プロフェッショナル」
私立探偵スペンサーシリーズの最新刊だ。
今日現在、すべてを読み終わってない。
読み終わるのがもったいない思いがして、読み進まないところがある。
思えば、ロバートＢパーカーを知ったのは、甲斐よしひろのおかげ。
甲斐バンドが解散した頃、「甲斐よしひろが選ぶハードボイルド１００冊」
とか言うリストがあった。
解散する前の「ラブマイナスゼロ」というアルバムの売り込み企画のひとつ、だったかな？
ラブマイナスゼロのアルバムの曲タイトルと同じ短編小説を有名な推理作家に書き下ろしてもらって短編集を作ったりしてたっけ。
とにかく、その「１００冊」の中にロバートＢパーカーの作品が数冊挙がってた。
「初秋」とか「約束の地」とか。
それで俺も読み始めた。
スペンサーシリーズはすべて読んでる。
シリーズ以外も「銃撃の森」「愛と名誉のために」も読んだ。
スペンサー以外のシリーズものは残念ながら読んでいない。
ひょっとしたら、今作を読んだあと、読みはじめるかもしれないが。
スーザンとのその後はもう読めないのか。
スペンサーの新作はもうないのか。
ヤングスペンサーがひとつあるらしいが。
それで最後になるのか。
２０年以上スペンサーを読んできた。
いつかは終わるとは思っていたが。
スペンサーも作品の中で歳をとった。
俺も歳をとった。
ただ、それ以上に作者が歳をとっていったのだろう。
精力的に書き続けた作者に敬意。感謝。
安らかに眠ってください。
