よかった。
最後の映画独自の脚本は少し疑問は残るけど、琴線に触れる部分が相当あったようで、マスクを濡らしてしまっていた。
ドラムを始めたばかりのステージでの玉田の悔しさが刺さった。
音楽のサークルで下手なギターを抱えて人前で歌ってた記憶がよみがえる。
ほぼコミックと同じ進行だが、改めて音を加えて観ると、感動の具合が違った。
「N.E.W」のしょっぱなのサックスの迫力も感じれた。映画館の中でないとあの大音量は体験できないと思う。
一つ思うことといえば、あえての違和感だけど、CGかな。
演奏中の3人がCGに切り替わるのがわかりやすくて、ちょっとだけ気持ちが冷めかけてしまう。でも、これがベストチョイスだったんだと思う。演奏中の三人をどう映し出すか。静止画の連続で表現したりとか方法はいっぱいあったと思うけど。これはこれで楽しめた。画面に映っている人物が音楽と動きを同期させるのは難しかったでしょう。
JAZZはあまり詳しくないけれど、以前栗本薫の「キャバレー」を読んで、マルウォルドロンのレフトアローンのレコードを買って、アパートで大音量で聞いて回りに叱られたことがある。この時確か実写映画化されたはずだけど、映画は見なかった。TVCMで「レフタロ~~ン」というフレーズを聞いてると観る気が失せたのだった。
BLUEGIANTはもう一度見に行こうかなと思っている。