すこしかじり虫

多趣味で結局無趣味。なんでも中途半端。そんな性格の人が書いてるブログです。

懐かしの青函連絡船

みちのく丸も

天気がよかった。
久々の休日。
風もなかった。
走ることにする。
行き先を決めてない。
  
涼しいところへ行こう。
それだけがキーワード。
  
例によって五所川原か? 青森か? 蓬田方面か?
7号を北上中、いきなりパワーダウン。減速する。
走りながら、タンクのコックの切り替えをオンからリザーブにする。
もう慣れたもんだ。
ガス欠になりそうだ。
はっと思いついたのがフェリー埠頭へ曲がったところにある元柿本のスタンド。
満タンにしてコックをオンに戻す。
このままフェリー埠頭へ行く。
ターミナルで昼飯。鳥唐うどん。550円。
大して特徴もなく。量に不満。仕方ないけど。
  
埠頭からベイブリッジを渡る。
そこから見えたもの、八甲田丸。
札幌にいたときにたびたび利用した青函連絡船。小学校の修学旅行でも乗った。
そうだ、久しぶりに連絡船の中を見よう。
  
八甲田丸の前にみちのく丸も泊まってた。日本海の航海から帰ってきたばかりの復元北前船
なんかかっこいい。
八甲田丸の前に歌碑があり、スピーカーから「津軽海峡冬景色」がエンドレスで流れている。
少しうざい。
八甲田丸に乗船。受付で500円支払う。
座席やフロアに懐かしさを感じるかと思ったが、博物館のように展示物があって、かつての現役のころの面影をあまり感じることができなかった。操舵室や無線室、貨車室なんてはじめて見るし、懐かしくはない。
でも壁の白いペンキに懐かしさを覚えた。
時化のときにお世話になったはずのトイレにも懐かしさを感じない。あの頃はもっと広く感じたのだが。
船によって場所によって設計が違うのだろうな。
羊蹄丸によく乗ったような記憶がある。八甲田丸とは違うのかもしれない。
北海道一周した時にバイクとともに乗り込んだのが俺的には最後の連絡船、かな?
国鉄フェリーという名前だった。
札幌を後にしたときはバイクとともに苫小牧からフェリーに乗ったからな。
・・・・・・あ、違うか。北海道一周の後も旅客として国鉄利用してたな・・・・・
貨車室に行って疑問。
荷物満載の貨車を船に載せるのはわかるけど、旅客車両を載せる意味はあったんだろうか?
札幌から青森まで同じ列車で来たってことか?
青函トンネルができて、それまでの常識が非常識になってしまった感覚。
格段に便利になったんだね。
新幹線が北海道に行ったら、ものすごいことだな。
青森札幌間って何時間で行くことになるんだろう。