違和感はあった。
今シーズンの冬の初めころから。職場での階段の上り下りもあったろう。雪の片づけ作業もあったろう。
凍結した駐車場で滑りそうになって、足を踏ん張ったときに「ピキィ!!」と激痛が走ったこともある。
俺の膝はどうしてしまったのか、と悩んでしまってた。
その時点で整形外科に行けばよかったのだろう。
ただ、「いい医者」がどこなのかよくわからない。
行くとしたら「いい医者」か、行ったことのある医者、だと思ってる。
腰痛で一度診てもらったことのある「工藤さとる」はもうやってない。
市販のシップやサプリでなんだかごまかしていた。痛みのない時もあったし、良くなっているのでは? と感じた時もある。
先日、裸の両膝を見比べた時に、右の膝がむくんでいるように感じた。膝の皿の上の部分が明らかに膨らんでいる。ふわふわというか、ぷにぷにした感じ。
これはやばいぞ。
診てもらった方がいいぞ。
・・・やっとそういう気持ちになった。
そこで、どこで診てもらうか、だ。
整形外科・・・・・・・なんだか行きたくない。
幸丈接骨院。ここに行こう。
・・・・・・診てもらうと、「今ここで施術します? それとも整形(外科)に行きます?」と聞かれた。
膝に「水」が溜まっている、という。
ああ、これが「水がたまる」ということなのか。初めてだ。
整形だとそれを抜いてもらうことが出来る、と。
とりあえず施術してもらう。
少しずれている関節の位置を直して、脚の裏表をほぐしてもらう。
かなり楽になった。
「水」は抜くことはできない。ただ、自然に引いていく患者もいる、とのこと。
整形で注射をしてもらえば一発で抜けるらしい。医者によっては薬で「散らす」治療を選ぶ場合もあるらしい。
直した関節が再びずれないようにサポーターを付けたらいい、とアドバイスをもらった。固定するんではなくて、動かすためのアスリート用、がいい、と。具体的に「ゼビオ」のスポーツ用や、ドラッグストアだったら「バンテリンサポーター」とか商品名も教えてもらった。
ずれたかな、つらいな、と思ったらまた来ることにしよう。
整形は最後の手段だ。
実際、この冬、膝の上がこわばる感じは何度かあった。その感じがなくなったときもあった。「自然に水が引く」のかもしれない。とりあえず、サポーターを買おう。
それでずれないようにしながら様子を見よう。
城東のゼビオに行った。
サポーターコーナーは親切な売り場で、試着できるものが用意してあった。
つけて歩いてみることが出来、サイズを試すことが出来た。
ドラッグストアにも行ってみてから決めてもよかったが、ここで買うことにする。
4000円ほどの物を購入。
職場は階段の上り下りが必須なので、これでしばらく様子を見よう。膝の水が抜けたらいいのだが。ダメなら抜いてもらうことになるだろう。
周りで今までに聞いたことがある、「膝に水がたまる」ということ。初めて経験した。
接骨院で言われたのは、「水」というのは自身の体液で、膝を守るためにたまってしまう、と。守る必要がなかったら出てくるものではない、ということを聞いた。
サポーターで守ってあげるから、「水」は引いてくれ。お願いだ。
そう願いながら、買ったサポーターを付けてみる。
・・・・・かなり楽。期待できそうだ。