すこしかじり虫

多趣味で結局無趣味。なんでも中途半端。そんな性格の人が書いてるブログです。

人体の不思議展 久々の県立美術館

工事中のソウル4

バイクで走ることにした。
さて、どこに行こうか。
  
直前に行き先を決める。
今日は・・・・青森、県立美術館。
人体の不思議展」を見に行こう。
  
浪岡に入ってから空気が冷たく感じてきた。
曇ってきたのだ。陽射しが差すと暖かいのだが、曇ると寒い。
エンジンは快調だ。風もないから快適に走れる。日差しさえ出てれば。
割引券使用で1300円。常設展は別料金なのだろう。以前見たからそっちはやめとく。
・・・いったい何人の献体が必要なのだろう、この展示を作るには。
人体がめくられ、スライスされ、分解されてる。
本で見た図解そのままのものもある。驚いたのは血管のコーナー。
血管のみで人の頭部を形作っている。これはどうやって作ったのか。
どうやって骨や筋肉その他を排除したのだろう。真っ赤に色づけされた血管だけがそこにあった。
あと気になったのはやっぱり、最初に目が行ってしまうところ、チ○コ。
まずそこに目が行くのは当然のことだと思う。大小あるし、変な形のものもあった。
亀頭がしっかりとわかる。夫婦やカップルで来ている人たちの目線と会話が気になってしまう。
触れる人体には触った。筋肉はなんかコンビーフを思い起こさせた。なぜかコンビーフだ。
脳も持った。小さい割りに結構重い。
胎児もあった。2ヶ月、4ヶ月、10ヶ月・・・わざと逆光なのか、よく見えなかった。
看護士や結構それ関係の人たちが来てたように思う。看護学校生とか。
にしてもどういういきさつで献体することになったのだろうか。どういう人生を歩んできた人たちなのだろう。
欧米人には見えない。アジア系だろう。中国人かな?
そしてこれを作るのに死体に向き合った人たちはどんな気持ちだったのだろう。
医学的な気持ちのみあったのか、金儲け的な気持ちもあったのか?
悪魔の飽食」という森村誠一の本を思い出した。日本軍が中国で行っていた人体実験。
どれだけ肺を削れば人が死ぬのか、とか・・・・考えるだけでも背筋が凍る思いがする。
・・・・・「人体の不思議展」金を払って見ているのだ。・・・・・
  
浅虫に向かう。
昼飯をどこかで食おう。
道の駅「ゆ〜さ」
ビルの3階にレストランがあった。
浅虫塩ラーメンを食う。
ホタテと筍とあと何だこれ、海の何か。780円。
ずっと曇りで体が冷え切っていた。少し体が温まった。
1階にはトマトのソフトクリームなんかも売ってたが我慢。温まった体を冷やしたくない。
車で来てたら間違いなく食ってるのだが。
午後2時過ぎ出発。
約1時間かかって道の駅「なみおか」アップルヒルだ。
体は冷えている。
腹巻をしてきて正解だった。
弘前に向けて走っていると晴れてきた。
陽射しがあるとやっぱり暖かい。気持ちがいい。
そして城東のソウル4へ。
業者が一台入っている。何かを中でしている。工事の進展は実にゆっくりのようだ。
いつまたここで撞けるようになるのだろう。