すこしかじり虫

多趣味で結局無趣味。なんでも中途半端。そんな性格の人が書いてるブログです。

君の名は。 考察

もういろいろなサイトで検証されていることだと思うけど、少し考えてみたい。
  
気になっていたこと。
それは、三葉が東京に行った日のこと。
その日は、自分が瀧のときに奥寺先輩とのデートをもくろんだ日。
自分でデートプランを練ったはず。
だから、デートの予定の場所を追っていったら、瀧には普通に会えたはず。
でも、そうしなかった。
朝、鏡の前で髪を結ってたときに涙を流していたのに。
  
それはなぜか。
考えてみた。
  
夢からさめると、その記憶がだんだんあやふやになってしまう。
と、劇中で言っている。
携帯に日記を残しているが、それは瀧の携帯。
手元にはない。
瀧が三葉になっていたときに、何をしていたかを残した日記はある。
瀧が今日何をしているかの記憶がなくなってしまったのだろうと推測する。
どこに行けば瀧に会えるのか、学校はどこなのか、家はどこなのか、
それらを忘れてしまった、ということ。
  
でも、会えばわかる、って言ってる。
ん? それは、わかるのか?
奥寺先輩とデートしているはず、ということを忘れているのに、会えば、それが瀧だとわかる?
だったら、家もわかるのでは? 学校で待ち伏せたり出来るのでは?
そこは、ご都合のように感じる。
  
でも許す。
  
1回目には気づかなかったから。
感動してしまったから。
突っ込みどころを詮索しても面白くないから。
この映画はいいです。
今後の作品にも期待したい。
  
瀧は瀧として、三葉は三葉として、会った時。
カタワレ時にクレーターの縁で出会ったとき。
ラストシーン、階段で瀧に声をかけられ、振り返ったとき。
三葉の笑顔。
いい顔してます。